自分と他人のお金の価値は、同じ金額でも全然違う?
生活していくうえで、商品やサービスを買わずに生活することは不可能に近いです。
でも、自分がお金を使うときに、その金額を今の自分の時給と常に比較するようにすれば、分不相応な買い物をせず、納得のいく買い物ができると思ってます。
自分のお金の価値を意識すると、商品を前にしたときに、「う~ん、ほんとにこれにお金使っていいかなぁ」と悩めるようになると思います。
節約生活を始めて意識するようになってから、買い物に行っても悩みすぎてなかなかカートに商品が入っていきません。出費は減りましたが、良くも悪くもものすごく優柔不断になりました。
時給換算してみる
自分の場合(2024年)だと、
計算方法【年収÷総労働時間=時給】
290万÷2425時間≒1195円
自分が1時間働いて稼いだお金は1195円になりました。低いよぉ
600円の商品を買ったら30分の労働、1000円なら50分の労働を対価として払っているということになります。
自分の好きなもので計算すると、
コメダでコーヒー1杯飲んだら、520円÷1195円×60分≒26分
蒙古タンメン中本(カップラーメン)なら、259円÷1195円×60分≒13分
UFOキャッチャーで何も取れないままあっという間に1000円、2000円と失ってしまったら、言い過ぎかもしれないですが、1時間2時間ただ働きをしてしまったようなものだと考えるようになりました。
出費は自分の時間と直結していて、消費、浪費は自分の時間を切り売りしているのと同じことなのかもしれません。
まとめ
金額を見たときにそれが自分の何時間分、何日分の労働に値するのかを常に意識することで、自分が一生懸命働いて稼いだお金だから、もっと大切に使ってあげなくちゃなと思えるようになってきました。
普段一番買うものは食品ですが、本当に必要なものだけを最低限買えるようになった気がします。賞味期限が切れるということもなくなったし、冷蔵庫の中もスッキリしてます。コンビニで買い物しなくなったのは、その意識もあります。
保険やサブスクについても、なんとなく深く考えず契約してしまっているけど、ちゃんと時給と比較することで、プラン変更しようかな、解約しようかなと、考えるきっかけになると思います。
でも、自分がこの考えをするようになってから一番意識するようになったのは、
自分の給料は低く、友達の給料は高いということは、友達の時給の方が高いということです。つまり、同じ金額を使うなら、自分の方が長時間労働をしなければいけないということです。
あれ買おうこれ買おう、あれやろうこれやろう、周りがそういう雰囲気ってあると思います。みんなと同じことをやっていたら、そのあと自分が一番労働に時間を割かなければいけなくなってしまいます。
「飲み会の2次会の前」、「遊んでる途中で一区切りついたタイミング」など、ちょっと心苦しいと感じることもあるかもしれないですが、個人的には、早く帰っても帰らなくても、充実度は変わらないと思ってます。むしろ疲れすぎないので、早く切り上げてよかったと思うときもあります。
ものすごくお金持ちの人と、ものすごく貧乏な人がいたら、同じものを買うとしても、どっちが真剣に検討しないといけないかは一目瞭然だと思います。たいしてお金のない自分は、普段から買い物をする際に、このスーパーの中で今自分が一番貧乏くらいの意識を常に持てるようにならなきゃなと思ってます。
みんながやっている、みんな大体こんなもん、友達や他人と自分を横並びで考えて出費してしまうと、気づかないうちに背伸びをしていることになると思います。
重要なのは自分の時給に対してその出費が相応なのかをいつも考えることだと思います。
自分が一生懸命働いて稼いだお金は自己責任で管理するしかないです。
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