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経済学者のトマ・ピケティさんという方がおっしゃったそうです。
「資本主義社会では、資産を持つものがどんどん裕福になる」ということらしいです。
rは資本収益率(return on capital)で、株、債券、不動産などの資産を運用することで得られる利益のことです。gは経済成長率(economic growth rate)で、労働によって得られる賃金の伸び率のことです。
労働による富の成長よりも資産運用による富の成長の方が速いということです。
要するに、お金持ちになりたいなら、労働所得の一部を新しい価値や利益を生み出す資産に配分しておきましょう。自分が働いてお金を稼ぐだけではなく、そのお金の一部に出稼ぎに出てもらうことで、自分が働くよりも頑張ってくれて、何倍にもなって帰ってきますよ。ということだと認識してます。
労働しか知らなかった自分にまずできることは、資産を買えということなのでしょう。
資本とは
資本(しほん)
資本とは、一般的には事業活動を行うための元手となる資金のことを言います。経済用語では、土地、労働と並んで生産三要素の1つで、新たな生産のために投入される過去の生産活動により生み出された生産物のストックのことです。金融、証券用語としての意味では、広義には貸借対照表における資産と負債の差額のことで、借入金など他から調達した資金を返済した後の金額を指し、純資産、自己資本とも言います。狭義には株主から出資金と企業の利益の蓄積のことを示し、資本金、剰余金、法定準備金などの総称を表します。
土地は、工場用地、農地、森林、鉱物、水などの天然資源全般。労働は、従業員、経営者など。資本は、工場、機械、道具、原材料、資金などの物的資源を指すそうです。
要するに、土地を確保し、労働力を集め、そこに資本を投入することで、新たな商品・サービス(価値)が生み出されるということですね。
事業活動を行うための元手となる資金、生産物のストック、純資産、利益の蓄積、これを自分事に置き換えると、サラリーマンとして働いて稼いだ給料から生活費を差し引いた、つまり貯蓄のことかなと思います。
資本主義とは
資本主義の始まりは、18世紀後半にイギリスで産業革命が起き、工場制機械工業が発達したことで、そこから資本を持つものである資本家が持たざるものである労働者から労働力を買うという経済の仕組みができたそうです。
資本主義とは、利益を目的に個人や企業が自由に経済活動を行う仕組みで、土地・労働力・資本(生産三要素)は個人や企業が私有し、市場の競争によって価格や商品が決まるという経済システムのことです。
もちろんメリット、デメリットもあります。
・自由な経済活動:個人や企業が自由にビジネスを行える
・イノベーションが生まれやすい:競争によって新しい技術や商品が開発される
・効率的な資源配分:需要と供給で価格が決まり、無駄が減る
・豊かさの向上:成功すれば大きな利益を得られる可能性がある
・格差が拡大しやすい:富める者がますます富み、貧富の差が広がる
・弱者が取り残される:競争に負けた人や企業は支援を受けにくい
・環境破壊のリスク:利益優先で自然や人権が犠牲になることも
・景気の変動が激しい:不況やバブルなどの経済的な波が起きやすい
自分にできること
この世の中は、お金持ちが貧しい人から搾取してどんどん豊かになっていくシステムになってしまっているのは、自分の力では変えようもなく、そのルールに従うしかないです。
世の中不平等だなとか、なんで給料こんだけなんだよとか、今言っても何も解決しないことでごちゃごちゃ言ってても仕方がないですよね、、
なら、自分で何とかするしかないです。
お金持ちに労働力を売るという形でお仕えし、その日暮らしの生活をする。給料を生活費に充て、残りのお金でストレスを解消するために娯楽や浪費に使い、さらに残った一部を貯蓄に回し、最新のスマートフォン、車、マイホームといった大きな買い物をしてしまっていれば、いつまでたってもお金持ちにはなれないのは目に見えて明らかですよね、、
お金持ちになるために今の自分にできることはシンプルですが、以下の二つです。
②投資する
①貯蓄する目的は、投資するための元手(資本)を増やすということです。貯蓄はすなわち、支出の先送りとも言えます。資本主義社会では、資本家たちがあの手この手で私たちにポケットからお金を出すように誘惑してきます。街中、動画、ニュースなどいたるところに広告を打ち、物を買わせたり、有料会員に登録させたりしてきます。でも、それって本当に自分が欲しいものなの?必要なものなの?そう問いかけ続け、誘惑に打ち勝つ必要があります。価値というものは快適さ、便利さに対しての対価だと思います。例えばコンビニはその名の通り、コンビニエンスストア=便利な店です。夏の暑さは不快に感じます。家でエアコンをつけ、扇風機を回していたら電気代がかかりますが、図書館に行って本でも読んでいれば、ほぼノーコストで、しかも自己投資にもなります。生活の中で不快、不便だと感じることを数え始めたらきりがないのかなと思います。
2.多少の不快、不便は受け入れ、できるだけお金のかからない方法を考える。(図書館に行く、自炊をする等)
1年ほど売買してみて、自分には1日、1週間、1か月で売買するような短期売買はメンタル的に負担が大きいと感じました。なので現時点では、株価の短期的な値動きに一喜一憂する感情をできるだけ抑えるため、将来的に価値が増大しそうな企業に、半年、1年、それ以上といった中・長期で投資する方針でいます。
2.株価の短期的な値動きに翻弄されないよう、中・長期で、将来を見据えた投資をする。
まだろくに資産もない自分ですが、頑張るしかないです、、
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